メバル強化月間 第5弾。
伊予灘のメバルが良く釣れている。
3月も下旬になって ピークを過ぎた感は否めないが
まだまだこれから後半戦。
数は出にくくなっているそうだが,型は良くなっているそうな。
今日は一日晴れの予報。
釣り人にとってはうれしい晴天も メバル釣りにとっては大きなマイナス要素。
目のいいメバルにとって冬場の澄んだ海水に加え,晴天となった日には
仕掛けを見切られてしまい メバルの食いは極端に悪くなる。
今期はこれまで3回とも くもりや雨の日だったので,
釣果に恵まれたが,今日は厳しい一日になりそうな予感。
8:30 出船。
最初のポイントまで しばらく走る。
南風 そよそよ。
午後からは南西の風が強まりそうなので
荒れる前にお土産を確保したいのだが…
先週は荒天のため 海に出られなかったので,
サビキに色を塗って遊んでみた。
結論を先に述べると
やはり定番の「緑」に大型がよく掛かっていた。
こんどメバルに何色が好きなのか インタビューしときます。
ポイントに着くと すでに遊漁船・漁船・プレジャーなどの船がけっこう集まっている。
いいポイントを押さえられているのか
しばらく流しても 反応無し。
何回目かの流しで ようやく最初の1匹。
尺にはちょっと足りない。
追い食いを待つものの 見事に単発のみ。
たまにダブルで掛かる程度。
20〜30分に1匹とかなりのスローペース。
型は全て25cm以上ばかりと申し分ないのだが。
サバ皮が傷んだら 枝をワームに変更。
すると …
いきなりひったくるアタリ。
本日最初の尺メバルは緑のワームにきた。
その後も拾い釣りながら 良型を追加。
追い食いもなんとか3連まで。
やる気のあるメバルが少ないせいか
まわりの船も苦戦している様子。
気分転換にグローのワームを付けると
良型連発。
超マイクロメバルも大型に混じって掛かってきた。
今日は何故か29.何cmという なんちゃって尺メバルがよく掛かる。
口開けて計ると余裕で尺メバルなんだけど。
伊予灘の超有名船も最近はメバルを釣らせている。
横を通ったときに私に気づいてくれたようで …
これまでに100回くらいは乗せてもらっているが,
ここ2年ほど ジギングプチリタイヤ状態で疎遠になっていた。
ご無沙汰しております とお電話すると
今日は主にワームで狙っているということ。
先週までは数型ともに良かったけれど,かなり釣りにくくなってきたとのこと。
何を釣らせてもよく釣らせる船頭さんの言葉だけに重みがある。
やはり今日のメバルは一筋縄ではいかないようだ。
また そのうち乗せてもらいますので 〜
ポツリポツリと拾い釣りペースが延々と続き
メバルにスイッチが入る気配はない。
15時を回って 船頭さんはポイント移動を決意。
ここまで みなさん10〜20匹ほど。
ほとんどが大型なので それなりには楽しめているのだが
やはりメバル釣りは連で掛けないと数釣りは楽しめない。
しばらく走っったところで,釣り再開。
潮が複雑によれている。
こんなところにベイトが流れ込んでメバルの食いを高めてくれる。
いいポイントにうまく仕掛けが入れば
ブルブルッといい感じで追い食いして
本来のメバル釣りらしい連で掛かってくるようになった。
そして いよいよ夕暮れのゴールデンタイムに突入。
メバルにしろ 鯛にしろ アオリにしろ タチウオにしろ
朝夕のマヅメ時は絶好の時合いとなることが多い。
朝マヅメを攻めようと思えば 真っ暗なうちからポイントに入らねばならず
現実的には遊漁船で攻めるには無理な場合が多い。
また東の空が白んできたと思ったらすぐに日が昇って
時合い2〜3流しで終了ということになってしまう。
それに比べて夕暮れ時の時合いはけっこう長い時間やれる。
メバルは特に夕マヅメがいいようだ。
昼間は小メバルしか釣れないようなポイントでも
夕方になると やる気のある大型が出てきて口を使ってくれる。
船頭さんの読み通り 流すたびにメバル鈴なり。
大・中・小(正確には特大から特小まで)いろいろなサイズが
針いっぱいに付いてくる。
ついさきほどまでは どうなることかと思っていたが,
最後は いつものように爆釣タイムで何とか形になった。
前回ほどの爆発力はなかったものの
終わってみれば 良型メインで十分なお土産に。
伊予灘に沈む夕日を見ながら帰港。
ピーカンの晴天,潮も小さくなって条件的にも厳しかったが
今回も期待を裏切ることなく メバルの引きを堪能できた。
これから後半戦に突入するメバル釣り。
条件次第では まだまだ楽しめそう。
本日の釣果 メバル 〜30cm 91匹